初めまして。
臨床漢方カウンセリング協会の猪子英恵です。
この協会は、薬剤師・登録販売者の先生方に、【患者さまに貢献できる】漢方とカウンセリングの専門知識をつけて頂くことによって、
「やりがいのある仕事」と「時間や場所に縛られない自由な働き方」を叶えることを目的として設立いたしました。
私は、もともと病院薬剤師として小児病棟を担当していました。
そこで、お子さまの薬剤管理や服薬指導だけでなく、連日の入院付き添いに疲弊したお母さまから、心身の不調のご相談をいただく場面が多々ありました。
しかし、当時の私は、お話を聞くことしかできず、
「本当にお辛かったら先生にご相談くださいね」と返すしかありませんでした。
『薬の指導はできても、悩みの相談には乗れない』
『看護師さんだったら、直接手を触れて、対処できたかもしれない』
『医師だったら責任をもって回答できたかもしれない』
薬剤師ではない他の職種を羨ましく思うことが徐々に増え、やりがいを見失いかけていました。
『私は、患者さんに、何ができるんだろう』
『このままでいいのかな・・』
『自分で主体性と責任をもって患者さんに直接提案がしたい!』
この想いが、私の原動力となり、何も分からないまま漢方の世界に飛び込みました。
始めは、東洋医学の世界を理解するのにとても苦労しました。
系統立って実践につながる学び先が中々なく、時間も費用もかなり使ってしまったので、当時のこの思いも協会の講座内容に反映しています。
少しずつ経験を積む中で、担当させていただく患者さまの体調がみるみる良くなっていく姿や、
経験したことのない深い感謝の言葉をいただくようになり、次第に漢方の世界にどっぷり浸かっていきました。
気づけば漢方の世界に飛び込んでもう10年以上が経ち、
当時から変わらずお付き合いさせていただいている患者さまが沢山いらっしゃいます。
患者さまと深いリレーションを築くのは、漢方の知識だけでなく、カウンセリング力であると考えます。
漢方を販売するのは、ただの「物販」です。
本協会のメンバーは、総じて、営業、売り込みは苦手です。
私も含め、一般的に、薬剤師の先生方は苦手な方が多いかもしれません。
しかし、私たちはカウンセリングを大切にした活動をすることで
無理のない集客につながり、活動を継続することが出来ました。
そして想いを共有し合う大切な仲間と、この活動を広めよう!
と協会設立に至りました。
忙しく、充実した毎日ですが、ほとんどの仕事が、オンラインで完結するため、時間と場所に縛られずに仕事が可能となり、家族との時間もしっかり確保しています。
多くの協会受講生さまから
「思い切って受講して、本当によかったです」
「先生に教わったことは一生忘れません」
このようなお言葉をいただけるようになり、
それぞれの理想の未来に向かって、やりがいのある自分らしい働き方を少しずつ叶える姿を見て、とても嬉しく思っています。
・薬剤師・登録販売者だからこそ、提供できる価値を磨き、選ばれ続ける薬剤師になる
・自由、やりがい、収入など、活動する中での幸せも手に入れる
これらを叶えるために、協会は活動を続けて参ります。