Voices

受講者の声

講座を受講したさまざまな方からの声を掲載しています。

今自分が求めていることを学んで患者さんからの相談に活かしたい

2021年に入講 H Iさん

当協会の講座を受けるようになったきっかけは?

もともと薬膳に興味があり、仕事に活かせれば良いなと思って別の団体で漢方や薬膳の勉強をしていました。
しかし、患者さんの相談にはどんな風にしていけば良いか分からず悩んでいたところ、臨床漢方カウンセリング協会の存在を知りました。
受講生の募集もちょうどされていたので、今自分が求めていることを学べるかもしれないと思い、受講を申し込みました。

入会前や講座のスタート前に不安はありましたか?

一期生だったので周囲の意見がなく、失礼な話ですが・・・信頼して良い協会なのか、前例がなくて講座の様子や試験内容についてベールに包まれていることが多く不安がありました。
また、オンライン形式での授業だったので、自分が小難しい内容を理解できるのだろうか、授業に怠けないだろうかという不安がありました。

普段の薬剤師業務に変化はありましたか?

大きな変化はまだ起きていませんが、患者さんの訴えを漢方の理論で考えたり、時系列や背景も確認したりするように少しずつ心がけています。
また、今までは「イライラがあるから気滞」などこの症状があったらこの体質と一対一で固定して捉えていましたが、今回の授業で臨床の現場では必ずしもそうとは限らない、パターン化しないほうが良いと教わり、できるだけ広く捉えて理論立てて考えるように気をつけています。

大変だったことはありますか?

結果から言うと私は大変さを乗り越えることができていなかったです!
普段の薬局薬剤師の業務はフルタイムで行っているうえに、実務実習生への講義や薬局内の研修などの準備、他の勉強会への参加があったので、毎週の講座は参加するように頑張っていたものの、授業内容の振り返りはできていませんでした。
準備不足を感じたまま受けた修了試験は案の定、不合格でした。
私は再試験になってからアーカイブを見始めたので、はじめから空いている時間や休みの日に少しずつでもアーカイブを見て振り返えっておけば良かったなと反省しています…。
復習をろくにできていなかったせいもありますが、臓腑や気血水との関係性などがごちゃごちゃになって講座の内容は難しく感じていました。
漢方の考えに慣れていないとなおさらかもしれません。
少しでも分かりやすくするために、自分で文章を図式・イラスト化にする、対立する内容や体質ごとに蛍光ペンで色分けして違いを視覚化する、同じ内容や関連する内容は同じページにまとめるのが良かったです。
また、自分の理解が合っているかどうか、分からないところは先生方へ逐一質問をしたほうが良いと思います。
そうすることで、より理解が進むんじゃないかなと思います。

これからの課題、目標、夢は何ですか?

まだカウンセリング講座を受けている最中なので夢を語るのはおこがましいのですが…。
私の薬剤師としての最終目標は「女性の人生に寄り添えられる薬剤師になる」ことです。
それを実現させるにあたって女性の悩み、例えばPMSや更年期、眩暈、お肌の不調、冷え性などは漢方のサポートで救われることが多いと思います。
そのため、臨床漢方カウンセラーの資格が取得できたら、まずは薬局内やオンラインで漢方のカウンセリングを開き、解決に向かってそういったお悩みを抱える女性と伴走していきたいです。
さらに、夢のまた夢の話ですが、漢方薬・養生法などのご提案のほかに薬膳や薬酒の提供ができれば良いなあと思っています。

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